続・ROCK‘N’ROLL退屈男

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「らーめん つけめん 鶏の穴」【池袋】

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◆「らーめん つけめん 鶏の穴」【池袋】

 ◎「たらこの和えつけ麺 タラちゃん」八四〇円

 …先週火曜日。
  もう、何でしょう、此の貧乏さ加減と来たら…。
  今月も、月の上旬で早くも赤字が確定し、極貧、赤貧生活を送っている。
  そんなに使ってはいないのだが、如何せん、身入りが少ないのだ…。
  来月は更なる緊縮財政を敷き、外食は「鮨処 いっしん」のみにしよう。
  其れで十分だし、他に御邪魔する義理も無いので。
  さて、話は遡って先週火曜日。
  仕事の方も、取り敢えず、一区切りを迎え、此の日から新たな始まり。
  心機一転、気持ちの方も切り替えられれば良いのだが、如何成りますやら…。
  此の日は久し振りに独りで昼御飯を摂りに出る。
  偶には、自分で食べたい物を自由に頂くと言うのが、ストレス解消に成る。
  と言う訳で、毎月恒例の此方で、月替わりメニューを頂けねば成るまい。
  余談だが、今年に入ってからのメニューを振り返ってみよう。
  一月は「カレーとチーズのらーめん(カリーぱみゅぱみゅ2015ver.)」、
  二月は「クロマニョン人ジャー」、三月は「鶏白湯の担々麺」、
  四月は「アサリとニンニクのらーめん ボンゴレチョップ」、
  そして、先月は「バジルのらーめん 中華そバジル」と、駄洒落が多い。
  そんなこんなで、今月は何ぞやと出掛けてみると、相変わらず巫山戯ている。
  「たらこの和えつけ麺 タラちゃん」…、まあ、良い、良い。
  券売機で食券を購入し、店内に入れば、運良く、空席も有る。
  透かさず着席し、食券を手渡し、冷水を受け取り、グイッと飲る。
  此の昼休憩だけが、仕事中で唯一の気が休まる瞬間なのでね。
  そして、待つ事、一〇分程で配膳されるが、客が後から続々と来る。
  本当、運が良かったわぃと、安心してつけ麺に専念する。
  フグ田タラオ宜しく、和えつけ麺と言う名の通り、麺には鱈子が絡めてある。
  うん、此れだけで十分に美味しそうだ。
  先ずは、麺だけを啜ってみれば、鱈子の塩気が効いて、随分と良い感じだ。
  鱈子のゲッティーの様な雰囲気も醸し出している。
  さあ、此方の売りである鶏出汁のつけ汁に浸して啜ってみようかね。
  此方の鶏出汁は、ドロッドロでこってりし過ぎていると言う事が無いので、
  最近、鶏一〇〇パーセントの濃厚つけ汁が重くて駄目に成ってしまった僕でも、
  安心して、至って美味しく頂けるので、食べ易くて有難い。
  或る程度の粘度は有るが、ドロッと言うより、トロっと言う感じ。
  鶏油が存分に染み出したつけ汁は、表面が黄金色をしていて眩い程だ。
  此方の定番の「つけめん」とは異なる味わいだろうか。
  頂いたのが随分前なので、味を失念してしまった…。
  鱈子の粒々を纏った麺が、つけ汁を更に纏い、旨さが折り重なる。
  鱈子の塩気を、鶏出汁が円やかにして呉れると言った趣きか。
  麺だけで、只でさえ旨いのに、つけ汁と組み合わさって、更に旨くなる。
  プリン体フェチには堪らんね。
  つけ汁の中には、鶏肉がゴロゴロと沈んでいる。
  醤油ダレに漬け込んだ物と思われ、味も確りと染みている。
  食べ終えてしまうのが惜しく、途中、ちびちびと手繰って啜る。
  勿論、最後はつけ汁を漏れ無く飲み干し、コラーゲンを摂取する。
  四〇にも近付けば、肌の手入れも大事なのでね…。
  さあ、来月は何が来るか、今から愉しみだ。