続・ROCK‘N’ROLL退屈男

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「ラーメン二郎 大宮店」【大宮】

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◆「ラーメン二郎 大宮店」【大宮】

 ◎「豚増しラーメン」七五〇円

 …昨日は日曜日だが出勤し、胃痛に襲われつつも、何とか仕事を熟して帰宅。
  彼是と人員の調整をしたり、ストレスも溜まり、胃がキリキリと、
  音を立てる様に悲鳴を上げているのが分かる程で、ドッと疲労する。
  今日は、代休を宛がい、午前中は極めて自堕落に過ごす。
  一〇時半過ぎに、野暮用を済ませに家を出て、其の後は乗り合いバスにて、
  大宮駅東口に降り立ち、昼御飯を済ませて帰ろう。
  此の数日間、如何しても「二郎」系ラーメンを食べたい禁断症状に見舞われ、
  居ても立っても居られず、矢も楯も堪らず、一目散に此方へ向かう。
  南銀座の桃色繁華街を擦り抜けて辿り着くと、時刻は十一時半過ぎ。
  待ちも無く、店内にも空席が有る。
  そそくさと券売機で「豚増しラーメン」の緑色の食券を購入し、
  冷水を汲み、店内一番奥のカウンター席に腰掛け、食券をて提示する。
  厨房内は店主氏と助手氏の二人体制で、何時も通り、緊張感が漂う。
  一〇分程度で、助手氏から無料の乗せ物を訊かれ、「全部で」と告げる。
  豚に期待が持てなくなってしまった為、足が遠退いてしまっており、
  昨年十一月九日以来、九ヶ月振りの再訪だが、丼を受け取ると、
  良し、此れは期待が持てそうだと、一気に高揚感が湧き上がって来る。
  以前は、噛むと歯の隙間に肉の繊維が須らく挟まる様なパサパサな物で、
  もう、「ネ申月豕」には戻らないなと諦めたが、此れは良さそうだ。
  先ずは、蓮華を手に取り、プースーから啜ろうと試みるが、
  随分と量が少なく、蓮華を捻じ込む様にしないと掬えずに難儀する。
  何とか啜ってみると、相変わらずの軽めの仕上がりのすっきりとした味わい。
  然し、其れなりに濃度が有り、僅かに乳化した様な円やかさも感じられ、
  嗚呼、矢張り、此の味わいは直系でないと味わえないなと痛感する。
  最近は「池袋東口店」が専らだが、地元の直系も侮ってはならないな。
  野菜はと言うと、ややクタクタ寄りで、キャベツが多目で甘味が強い。
  背脂、醤油ダレが掛けられ、至って美味しく頂ける。
  麺を引っ張り上げれば、ややテロンとした感じの自家製の中太麺。
  其れこそ、「池袋東口店」に慣れてしまうと、細いとさえ感じてしまう。
  プニッとした食感の麺は、上の野菜や豚の量と比べると、少なく感じられる。
  あっと言う間に食べ終えてしまいそうだ。
  さて、懸案は豚だ。
  全体的に、パサつきや硬さは感じられず、ホロっと解れ、味付けも確りして、
  赤身の旨味、脂身の蕩け具合が堪能出来る物で、此れは増して正解。
  「二郎」らしい塊の豚がゴロゴロ入り、食べ出は十分過ぎる程。
  此れは、復活したと捉えて良いだろうか…。
  辛味の有る刻み大蒜、ヒリリとして爽やかな生姜も、此方ならではの味。
  汗だくで食べ終える頃には、店主氏一名体制へと変わり、正午に店を出る。