続・ROCK‘N’ROLL退屈男

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「ラーメン二郎 池袋東口店」【池袋】

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◆「ラーメン二郎 池袋東口店」【池袋】

 ◎「ぶた入りラーメン」八〇〇円

 …先週金曜日。
  一体、何時に成ったら、世間様並みに休める様に成るのだろうか。
  一〇月も結局、休日は五日のみ。
  十一月前半も、二日休めれば良い所。
  先の見えない過酷な労働環境に、心身はすっかり疲弊している。
  嗚呼、ゆっくりと休んでみたい…。
  さて、話は遡って先週金曜日、だったと思う。
  もう、前日の記憶さえ覚束無いのに、先週の事なんぞ、憶えられる訳が無い。
  久し振りに池袋へと出勤し、残務を熟し、引っ越しの準備を行う。
  組成に伴い、池袋は池袋でも、一寸奥の方へ引っ込まねば成らないので。
  昼御飯はと言うと、漁協の場所が変わる為、必然的に来られなくなる此方へ、
  ストレス発散と、最後に確りと味わう為に御邪魔する。
  待ちは七、八名と何時も通りで、回転が良いので何ら問題無い。
  五分程で食券を購入出来、何時もの「ぶた入りラーメン」。
  一〇分程待ち、麺の硬さを問われ、「普通で」と返し、程無くして着席。
  其れにしても何だね。
  本当、最近は此方で中華人民共和国人客を見る事が多い。
  「麺の硬さ如何しますか?」、「大蒜入れますか?」が通じないのに、
  如何して来るのだろうかと、不思議で成らない。
  此の日も店員氏が、大蒜の有無を訊くも、ガーリックすら通じない。
  店員氏が、「三ヶ国語喋れる俺が通じないなんて…」と困っている。
  客も何とか理解した様で、大蒜は不要だと返すも、手違いで入ってしまい、
  店員氏も「あっ!入れちゃった…」と、意図的ではない大蒜テロ。
  微笑ましいじゃないか…。
  さて、僕はと言うと、「野菜、脂で」と告げ、久し振りの御対面。
  いやはや、何とも堪らないね。
  先ずは蓮華でプースーから啜れば、微乳化の何とも言えない、旨いプースー。
  円やかさを感じつつも、醤油ダレの塩っぱさ、すっきり感も堪能出来る。
  思わず、立て続けに何口も啜ってしまう。
  疲れ切った心身に、スーッと染み入り、染み渡る様な旨味だ。
  「旨いっ!」と心の中で唸ってしまう。
  野菜には卓上の醤油ダレをドレッシング感覚でぶっ掛けてから頂く。
  コロコロした背脂が大量に降り注ぎ、一緒に頂けば最高だ。
  茹で加減はシャキシャキ寄りで、クタッとした食感も良い。
  麺は相変わらずのムッチリ、モッチリとした食感で、実に旨いわね。
  表面はややざらつき、粉の風味が十分に感じられ、個人的には大好きだ。
  硬めにしなくても、テロンテロンな訳ではなく、腰と弾力が心地好い。
  さあ、豚はと言うと、正直、派手さ、暴力さ加減は無い。
  赤身が殆どのムチッとした食感で、噛み応えが感じられる。
  味付けが確りとして、噛み応えは有るも、硬い訳ではなく、軟らかさも有る。
  安定的な旨さ、品質とでも言おうか。
  総じて、上手く纏まっている一杯で、歳をして来ると、此れ位が良いのかも。
  今度は何時、此の味を頂けるのだろうか…。