続・ROCK‘N’ROLL退屈男

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「らーめん つけめん 鶏の穴」【池袋】

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◆「らーめん つけめん 鶏の穴」【池袋】

 ◎「バーニャカウダ風あえ麺 ニルバーニャ」八〇〇円

 …昨日。
  日曜日一日のみの休日もあっと言う間に終わり、直ぐに仕事。
  前の晩に些か呑み過ぎ、胸焼けが酷く、朝から苦悶の状況だが、
  電車の遅延に巻き込まれ乍らも、何とか池袋に出向き、残務を熟す。
  ザーピーを食べるからと、葡萄酒を購入して呑んだが、今更だが、
  僕には葡萄酒は合わないなと、はっきり分かり、今後は止そう。
  さて、此の日も午後から出掛ける暮らしは相変わらず。
  十三時半を大きく廻り、移動を開始する前に、昼御飯を摂ってしまおう。
  幾ら赤貧生活でも、月に一度、必ず頂かないといけない物が有る。
  そう、此方の月替わりの限定ラーメンを。
  十四時過ぎに到着すれば、時間も時間なので、空席が殆どで一安心。
  念の為、今年のラーメンを振り返ろう。
  一月は「酸味と辛味のハーモニー さんらーたん。」、
  二月は「キノコの味噌らーめん マリオ」、先月は「黒胡麻担々つけ麺」。
  そして、今月はと言うと、出た!久し振りの駄洒落だ。
  「バーニャカウダ風あえ麺 ニルバーニャ」とな。
  ニルバーナ、涅槃、遂に仏教迄も駄洒落にして来たか…。
  券売機で食券を購入し、木戸を開けて中に入り、空席にヨッコイ、ショーイチ。
  温い水を受け取り、呷り、出来上がりをヂッと待つ。
  一〇分程で、何だか小洒落た和え麺、混ぜ蕎麦、油蕎麦の形状の物が登場。
  箸を手に取り、此れ等、麺と具とテレレをざっくりと混ぜ合わせる。
  何度も言うが、入念に撹拌せず、全体が凡そ混ざり合う程度で良い。
  味の画一化を防ぎ、味にバラつきが有る方が、食べていて愉しいので。
  麺を手繰れば、別注の平打ち麺と言う事で、「三河製麺」製なのだろう。
  プリッとして、モチッとして、ピロッともしている。
  テレレは、バーニャカウダ風と言うが、バーニャカウダが何なのか分からない。
  何でも、橄欖油に大蒜、カタクチイワシ科の小魚の塩蔵を加えたテレレらしく、
  言われてみれば、伊太利亜っぽさが有る様な無い様な…。
  僕の馬鹿舌じゃ分かる筈も無く、唯一分かるのは、中々に美味しい事位だ。
  仕事中なので、大蒜が効き過ぎているのも困るが、此の程度なら大丈夫か。
  具はと言うと、茹でた甘藍、焼いた西洋独活、黒い阿利襪の実、刻み玉葱、
  桜海老蒸し鶏が入り、此れ等もテレレを纏って、味付けが施される。
  麺に桜海老が纏わり付き、甲殻類の香ばしさが加わる。
  鶏叉焼ではなく、蒸し鶏と言うのも良く、しっとりとして旨い。
  鶏叉焼で味が付いてしまっていると、テレレの味と喧嘩してしまうかも。
  プースーが無い分、あっと言う間に食べ終えてしまい、物足り無さは否めない。
  あっ、そう言えば、胸焼けが酷かったんだった…。