続・ROCK‘N’ROLL退屈男

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「ジャンクガレッジ 大宮駅前店」【大宮】

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◆「ジャンクガレッジ 大宮駅前店」【大宮】
 
 ◎「まぜそば(並)」七七〇円
 
 …昨晩。
  此の先、如何して行こうかと、考えても考えても、不安しか無い。
  生き続けている限り、悩みは尽きず、不安は常に付き纏い、苦しいな。
  矢張り、逆子で其の儘、生まれて来ない方が楽だったろうに…。
  最早、生きている愉しみも無く、垂れ流しの様な人生だもの。
  再来月には自宅警備員だろうし…。
  さて、話は遡って昨晩。
  都内での呑み会も二十二時前には御開きと成り、大宮へと舞い戻る。
  未だ時刻は二十二時半過ぎ。
  此の儘、大人しく帰るのは惜しいな。
  と言う訳で、大宮駅でぶらり途中下車し、サタデイナイトヒーバーしよう。
  向かう先は、閉店時間迄、残り二〇分に差し迫った此方。
  すっかり病んでしまって以来、食欲も落ち、大蒜も摂取して居らず、
  随分と弱り、落魄れてしまったので、久方振りに酒を呑んだ勢いで、
  元気の出そうな、暴力的な大蒜の効いた物を頂いてみようと言う気分に成る。
  店に着けば、閉店前の駆け込み客で、四、五名の待ちが発生。
  其れを見て、諦めて通り過ぎ、「伝説のすた丼屋」の前へと行くも、
  此れは求めている物ではないと気付き、踵を返し、硝子戸を開けて入店。
  初志貫徹で、此方で「まぜそば」にしよう。
  券売機で食券を購入し、行列の最後尾に接続し、席が空くのを見守る。
  食券が回収された後、精一杯の超能力を送り、五分強で空席へと通される。
  冷水を呷って酔いを醒ましつつ、無料の乗せ物を訊かれ、全増しで御願いする。
  此方ではずっと「ラーメン」一本槍だったが、如何せん、豚が改悪され、
  一向に改善の兆しが見えないので、ぐちゃくちゃに掻き混ぜて、
  味が何が何だか分からない状態で頂く「まぜそば」の方が食べ易いので、
  最近は専ら、以前は回避していた「まぜそば」が重宝している。
  さて、閉店時間の二十三時の七、八分前に丼が差し出される。
  いざ、きちんと混ざり過ぎない様、真ん中の温泉玉子を中心にざっくりと、
  且つ、ズーチーが蕩ける様に、麺の熱を利用すべく、麺の下に潜り込ませ、
  結構な量の「エビマヨ」を伸ばす様に、全体を馴染ませる。
  温泉玉子、鰹節、揚げ大蒜と揚げ玉葱、茹で野菜、大蒜、脂、チーズ、
  ベビースター、エビマヨ、辛味、麺、豚が訳の分からない状態に混ざっている。
  秘伝の醤油タレに、要と成る旨味が凝縮されたスープを合わせ、
  麺と混ぜ合わせ、大蒜と黒胡椒の効いた濃厚な後引く味わいと言うのが売り。
  プースーは拳骨、鶏ガラ、背ガラ、モミジ、香味野菜を八時間丹念に炊き込み、
  旨味だけを凝縮し、ゼラチン質たっぷりのスープに背脂を投入する事で、
  凝縮されたスープにコクと旨味と甘みが加わり、麺との絡みが格段に増し、
  混ぜた瞬間に麺を離さない、パンチの効いたスープと言うのが謳い文句。
  もう、口内は御祭り騒ぎの様相だ。
  組んず解れつ、有りと有らゆる味わいが怒濤の勢いで押し寄せる。
  強靭な腰を持つゴワゴワした極太麺は、強力粉オーションだけで打たれ、
  強い小麦の風味を持ち乍らも独特の食感を持ち、ジャンクなスープに負けない、
  強靭な歯応えと食べ応えが売りだが、何度も言って申し訳無いが、
  今の「ニッセーデリカ」の麺も良いが、「浅草開化楼」の麺は実に良かった。
  懸案の豚はと言うと、今やすっかり期待も寄せていないが、濃厚なテレレや、
  他の具材、種々雑多な味と混ざり合い、豚臭さも和らいでいるのか、
  寧ろ旨さは増幅されているが、昔の様な蕩ける感じは無いが及第点と言えよう。
  最後は残ったテレレも流し込み、二十三時丁度に退店。
  二十三時丁度に入店した客も未だ居たが…。