続・ROCK‘N’ROLL退屈男

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「麺処 いぐさ」【蓮田】

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◆「麺処 いぐさ」【蓮田】

 ◎「特製つけ麺」一〇二六円

 …昨日。
  水曜日に何とか、今後の身の振り方も定まり、先ずは一安心。
  そうは言っても、日常の心身の疲労、不調が緩和される訳ではなく、
  夏季繁忙期に突入しているので、更なるストレスは必至の状態。
  取り敢えず、休日だけを生き甲斐に暮らしている。
  さて、話は遡って土曜日。
  今週も何とか週末に休日を確保出来る。
  然し、来週は土曜日は人手が足らずに出勤だが…。
  朝は七時過ぎに起き出し、午前中は茹だる様な暑さの中、自堕落に過ごす。
  貧乏性なので、冷房を点ける事を躊躇ってしまう。
  十一時に家を飛び出し、灼熱の屋外へ。
  買い物がてら、昼御飯を摂ろうと、伊奈町へと自動車を走らせる。
  目的地は、二年前に新規開店し、長らくの宿題店と成っていた此方。
  十条の名店「麺処 ほん田」出身で、「麺屋 こうじ」の系列と言う。
  尤も、「麺処 ほん田」は「麺屋 こうじ」からの独立なので当たり前か…。
  行列覚悟で店着も、十一時半過ぎと言う事もあってか、待ちは無く、
  店内には先客二、三名と、些か拍子抜け。
  券売機は無く、空席に案内され、其の儘、ヨッコイショーイチ。
  卓上のメニューを眺め、暫し、熟考に入る。
  最近はこってりが駄目なので、無難に「醤油そば」、「塩そば」と思うも、
  如何せん、此の暑さで、熱いラーメンを啜る気分には成れず。
  ならば、つけ麺が良かろうと、「またおま」系っぽいが、まあ良いだろう。
  折角なので、具の全部乗せの「特製つけ麺」を発注してみる。
  だから、金が貯まらないのだ…。
  女中さんより、叉焼が「煮豚バラ」、「ローストポーク」の二種類から、
  三枚分が選択出来ると言うので、「煮豚バラ」二枚、「ローストポーク」一枚で。
  冷水を呷り、出来上がりをヂッと待つ。
  厨房内は店主氏一名で切り盛りしており、客席には若い女中さんが一名、
  二人体制で、正司敏江・玲児と同じ編成。
  十五分弱で、つけ麺が配膳される。
  予想通り、つけ汁はドロッとした「またおま」系で、魚粉が盛られている。
  さてと、麺の上に配された具をつけ汁に全て移してからだ。
  麺を手繰り、つけ汁に浸し過ぎると最後迄は持たなそうなので、
  調整し乍ら、控え目に浸し、いざ啜ろう。
  つけ汁は濃厚で、粘度が高目で、動物系と魚介系の均整は取れているが、
  昨今、此の手のつけ汁は彼方此方に氾濫しているので、目新しさは無い。
  非常に秀逸で、美味しいのだが、ラーメンの方が面白味が有ったか。
  麺は並盛りで二〇〇グラムと言う事で、今の僕には丁度良い量。
  モッチリとした弾力の有る太麺で、確りとした噛み応えが心地好い。
  ツルツルとした口当たりの良さも中々に旨い。
  具の「煮豚バラ」はと言うと、軟らかいのだが、豚臭さが感じられる。
  「ローストポーク」は燻製の様な風味で、ムチッとした食感。
  味付け玉子が絶品で、黄身は確りと味が付き、ねっとりと濃厚で、
  且つ、プルンプルンの軟らかさで、素晴らしい出来栄えだ。
  具は他に麺麻、貝割れ大根が入る。
  最後は、塩っぱいので躊躇ったが、つけ汁を全て飲み干して御馳走様。
  次回が有るなら、今度は「塩そば」か「醤油そば」だな。