続・ROCK‘N’ROLL退屈男

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「銀座 天一」【大宮】

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◆「銀座 天一」【大宮】
 
 ◎「天丼(松)」一三五〇円+「赤だし」二一六円
 
 …金曜日からの三連休も、到頭、最終日。
  昨晩はid190氏と大宮で、「いづみや第二支店」、「立呑処 なごみ」、
  「XI’AN 刀削麺」、「カレーハウス 一番館」と四軒を梯子し、
  ホッピー三杯、酎ハイ二杯、ジャスミンハイ三杯、ホッピー二杯を呷り、
  豪勢にもシータクに乗車し、拙宅へと御招きし、小一時間程呑む。
  二十二時過ぎに駅へと御送りするも、其の後の記憶を喪失…。
  気付けば炬燵で轟沈しており、時間を見れば朝の五時。
  寝床へ移動し、再度眠り、八時過ぎに起床する駄目さ加減。
  風呂に入り、身を清め、午前中は極めて自堕落に、非生産的に過ごす。
  十一時半に成り、買い物がてら大宮の街に出る。
  超高級百貨店「そごう」に入り、地下食品売り場へ。
  先ずは昼御飯を済ませようと、天丼を頂きたくなり此方へ。
  同じく「そごう」の九階に、超高級天麩羅店「銀座 天一」が入居しているが、
  流石に其方で頂くのは、皇室関係か石油王でもないと無理なので、
  地下食品売り場の天丼や天麩羅の持ち帰り店舗の一画に、飲食可能な区画が有る。
  同じ「銀座 天一」なので、身分の低い人間は此方でも贅沢な程だ…。
  先ずは店頭で先に会計を済ませる形の様だ。
  「天丼(竹)」、「天丼(松)」、「かき揚げ天丼」と有るので、
  えい、此の際だ、「天丼(松)」と奮発してしまおう。
  既に今月は赤字確定なので…。
  すると、「赤だし」は別料金だが…と薦められ、押しに弱いので発注してしまう。
  伝票を受け取り、奥の飲食区画に入り、其の伝票をカウンター席上に提示。
  先客は誰も居ない。
  すると、厨房内の板さんが受け取り、先ずは御茶と御香香を出して呉れる。
  此れを九階の店舗で頂いたら、「昼の天丼」は一七二八円なので御得だ。
  御茶を啜り、出来上がりをヂッと待つ。
  「てんぷら」は、天麩羅、天婦羅と当てる事が多いが、此方は「天冨良」とな。
  一〇分強で板さんが、丼をスッと差し出して呉れる。
  おおっ、何とも高級感溢れる佇まいだ。
  早速、頂こうではないか。
  獅子唐は苦味が有り、茄子は油を吸ってトロトロに軟らかい。
  テレレはと言うと、十一月四日に頂いた「天婦゜ら あづま」の物は、
  甘さ控え目で、やや辛目の味わいだったが、此方のはやや甘目の方が強めか。
  重たくなる様な甘さは無く、すっきりとした軽さが有る。
  衣はしっとりとテレレを纏い、しんなりとした箇所と、カリッとした箇所が同居。
  白身魚は鱚で、淡白な味わいだが、上品な旨味が感じられる。
  そして、掻き揚げも入り、具は小海老。
  此れも又、衣の重たさは丸で無く、海老のプリッとした食感が良い。
  海老天はと言うと、二本確りと入っている。
  此れで入れ忘れられたら、其の場で自害するわ…。
  然程大きさはないが、確りとした身で、ブリンと唸りを上げる様な食感。
  矢張り、海老は天麩羅の華だな。
  御飯の量も増やせた様だが、普通盛りで、上品な盛り。
  テレレが染み込み、甘塩っぱくて、其れだけでも掻っ込める。
  赤出汁はキリっとした赤味噌で、具は豆腐と若布。
  御香香は大根の葉っぱだろうか。
  食べ終えてしまうのが名残惜しいが、混んで来たので御暇しよう…。