◆「カレーハウス CoCo壱番屋」【東池袋】
◎「ロースカツカレー」七七四円+「チーズ」二一七円+「四〇〇グラム」一〇三円
…火曜日。
今週も、色々な事が有り乍らも、何とか週末の休日に漕ぎ着ける。
花粉症も開幕し、鼻は出る、目は痒い、嚔は出る、体力の消耗も激しい。
此の日も、十三時半を廻り、唯一の息抜きに、昼御飯を摂りに外に出る。
花粉が渦巻く屋外でも、矢張り、外気に触れると触れないとでは、
気持ち、気分の面で随分と違って来るので、貴重な時間だ。
何を頂こうかと考えると同時に、「塩そば専門店 桑ばら」の「裏そば」も確認。
「勇者コロッケそばの冒険~チンコロッケと魔王の城~」と言う。
コロッケ編が続いている様なので、一先ず、見送ってみよう。
決して、食べたくない訳ではないのだが、何だろう、気分かしら…。
さて、如何しようかと、先週、まさかの店休日で振られた此方へ。
如何言う訳だか、定期的に食べたくなるので。
「日光六〇」の地下街へ潜り込み、飲食店街を目指す。
店内は賑わっているが、何とか、カウンター席にヨッコイショーイチ。
メニューに一瞥も呉れず、冷水が運ばれて来たと同時に発注を済ませる。
此方で最も発注頻度が高い此れで。
冷水で花粉を洗い流し、ヂッと待つ。
池袋と言う場所柄、日本国籍ではない集団も多く押し寄せる様で、
片言の日本語は話せる、大陸系と思しき一派もぞろぞろと着席。
そうこうしていると、一〇分程で僕のレーカーの出来上がり。
見た目からして、安定の一皿だ。
先ずは、卓上の福神漬けを取り、食べる準備を整える。
ルウの味わいも、矢張り、此れも又、何処で頂いても安定した味わい。
個人的に、連鎖店には否定的だが、旨い物、好きな物であれば、
画一的な物も安心感が有り、何時でも何処でも味わえる良さも有る。
辛さは「普通」の儘なので、中辛程度だが、辛い物が駄目な僕でもへっちゃら。
ズーチーの円やかさが、辛さを和らげて呉れているのも有ろうが。
ロースカツは、産業廃棄物処理業者による不正転売事件で御馴染みの冷凍物だが、
まあ、普通の豚カツからは随分と劣るが、墨西哥合衆国産、亜米利加合衆国産で、
パサパサした感じだが、ルウに浸し、ズーチーも絡めれば美味しく頂ける。
ズーチーも阿蘭陀王国産、独逸連邦共和国産との事で、彼方の物が殆ど。
白米のみが国産だが、其れが一番有り難い。
米も泰王国産とかになったら、目も当てられないので…。
さて、背中の方では、先程の外国籍の集団がメニューを見ている様で、
店員氏に、「テイショクノメニューハアリマスカ?」と訊いている。
カレー定食は、幾ら何でも、カレー専門店の此方でも置いている訳が無いわね。
斬新な発想だな。
日本は何でもかんでも定食が有ると思うのだろうか…。
定食には何が付くのだろう。
カレーに小鉢の冷奴とか、切り干し大根の煮付けでも付くのだろうか。
其れはさて置き、彼奴等を尻目に御馳走様。