続・ROCK‘N’ROLL退屈男

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「肉丼専門店 池袋肉劇場」【池袋】

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◆「肉丼専門店 池袋肉劇場」【池袋】

 ◎「2種盛(カルビ・ハラミ)大盛」八九〇円

 …木曜日。
  最近と言うか、昔から思っていたのだが、冬でも春でも、
  室内、車内が異常に暑く、必要以上に暖房を効かせ過ぎではないだろうか。
  冷暖房を集中制御している大きな建物もそうだが、車掌の匙加減一つの電車内、
  満員電車なんぞ、冷房を掛けないと人熱れで暑いのに、下手をしたら暖房だ。
  夏場の大汗も大嫌いだが、じんわりと蒸され、燻される様な今の時期の汗も嫌。
  省ヱネルギィ、節電を叫んでいる割りには、熱量の無駄遣いが多い気がする…。
  仕事中は団扇で扇ぎ乍ら、暑さと闘い、花粉症の嚔と鼻水と闘い、容易じゃない。
  さて、話は遡って一昨日。
  此の日も、唯一の外出の機会である昼休憩に、雨降る中を彷徨う。
  偶に、「肉喰いてぇ」と身体が欲するのだが、然りとて、焼肉なんぞ、
  皇室関係でないと行けないので、グッと我慢しているのだが、
  火曜日に偶さか見付けて、満席だから外で待てと鮸膠も無く追い返された此方へ。
  今度は、雨だからなのか、店内に空席も見られ、在り付けそうだ。
  先ずは券売機で食券を購入する仕組みの様だが、其の名の通り、肉丼のみ。
  基本の肉は「鶏セセリ」、「豚ロース」、「カルビ」、「ハラミ」の四種類で、
  其の「1種盛」、「2種盛」、「3種盛」が有り、「ハラミ丼」の予定だったが、
  一〇〇円違いならばと、「2種盛(カルビ・ハラミ)」にし、
  御飯も「大盛」、「特盛」が無料と言うので、自重して「大盛」の食券を購入。
  券売機が随分と分かり辛く、危うく、高額メニューに誘導されそうに成る…。
  カウンター席にヨッコイショーイチすると、店員氏が食券を回収に来て、
  味付け、即ち、テレレを選択する様に促して来る。
  「甘口」、「普通」、「辛口」、「激辛」、「にんにく普通」、
  「にんにく辛口」、「にんにく激辛」、「しょうが普通」、「しょうが辛口」、
  「マヨだれ」、「味噌だれ」、「にんにく味噌だれ」の十二種類有ると言う。
  まあ、「ラーメン二郎 池袋東口店」では大蒜をグッと堪えているが、
  ちっとんべならば大丈夫だろうと、「にんにく普通」で御願いする。
  そして、意外と早く、五分程で盆に乗せられて肉丼が遣って来る。
  先ずは、余計な甘藍の千切りを遣っ付けてから、クーニーに取り掛かろう。
  カルビは薄切りで、豚バラのぶしゃぶしゃ肉程の薄さ。
  焼き加減は確りで、カリカリと香ばしく、もう少し、しっとり感が欲しいか。
  「にんにく普通」の味付けは、然程、大蒜の刺激は感じないが甘目だ。
  甘いと後半にだれるので、もう少しキリっと引き締まった感じが好み。
  腹身はぶつ切りで、噛むと肉肉しさが有り、決して軟らかく蕩けると言う、
  高品質な肉では無いが、肉を喰らっていると実感するには良い。
  貧乏人にとって、焼肉は高嶺の花なので…。
  此れにプースーと、小壺に入った萌やしのナムルが食べ放題。
  次が有るとしたら、「ローストビーフ丼」なんてのも有るので、其れに期待か。
  肉皿を摘みに麦酒を飲りたいな…。

~御負け~
金曜日の「とんこつラーメン 博多風龍」の「とんこつラーメン」五八〇円。
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