続・ROCK‘N’ROLL退屈男

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「和牛焼肉 凱旋門」【加茂宮】

◆「和牛焼肉 凱旋門」【加茂宮】

 …昨晩。
  すっかり真夏日で、早くも夏バテなのか、身体が怠く、余り動きたくない。
  尤も、肥え過ぎて、身体が重たいと言うのが多分に有るが…。
  夕方に帰宅後は、午睡に興じたり、だらだらと過ごし、あっと言う間に十九時半。
  折角の土曜日も、何もせずに終わって行くと思うと、悲しくなる。
  日曜日の晩は酒も呑めないし、呑むなら土曜日しか無い。
  もう、呑み歩いたり、誰かに誘われて酒宴を繰り広げる事も無いので、
  交際費、外食費が余って余って仕方無いので、良し、二週連続で焼肉にしよう。
  今回は初訪店の此方に決定。
  
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 ◎「中生ビール」七三四円
 …熱帯夜に成りそうな中を歩いて出掛ければ、二〇時前だからか、すんなり入店。
  先ずは、火照った身体を冷却しないといけないので、取りも直さずルービーで。
  価格設定は全体的に高級だが、使う当ての無い交際費、外食費だから良かろう。
  グイッと呷り、一息吐いて、一旦、落ち着こう。
  メニューを眺めつつ、麦酒を呷る此の瞬間が愉しかったりもする。

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 ◎「ナムル盛り」六二六円
 …肉に行く前に、先ずは間に摘みを挟もう。
  最近は朝鮮漬けよりも、胡麻油和えの方が和む様な気がする。
  歳を取った証だろうか…。
  萌やし、小松菜、薇の胡麻油和えと膾の四種類。

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 ◎「白センマイ刺し(ハーフ)」五一八円
 …摘みの類は豊富で、「黒毛和牛のユッケ」、「馬のレバ刺し」、「和牛刺し」、
  「炙りタン刺し」なんてのも有るが、先週に続いて、第三胃袋にしてみよう。
  多くは要らず、ちっとんべ有れば良いので、半盛りで発注する。
  辛酢味噌を塗して頂けば、コリコリとした歯触りが心地好い。
  
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 ◎「生タン3点盛り」三七八〇円
 …最早、焼肉を鱈腹頂けない歳回りに成って来たので、タンと腹身が有れば良い。
  量は要らないので、質が良い物を頂きたい。
  と言う訳で、此方のタンの献立表の中で、最も高価な三点盛りにしてみよう。
  「ダイヤモンドカットタン」、「生上塩タン」、「厚切りタン角」の三品。
  先ずは「生上塩タン」から炙って頂けば、「生」と謳うだけあり、
  一度も冷凍していない一段上の軟らかいタンと言う触れ込みの通りの味わい。
  厚味は四粍程だろうか、口に入れれば、馬鹿みたいに蕩けてしまう。
  何なんだ、此の旨さは!可笑しいだろ!
  「厚切りタン角」は、タンの食感と本来の味が愉しめると言い、
  厚味は一糎程と厚めで、ぶつ切りの様な感じだが、
  確りとした噛み応えが有るが、軟らかい箇所も持ち合わせ、此れ又、味わい深い。
  そして、「ダイモンドカットタン」、此れは一.五糎は有る分厚さ。
  一頭から一人前しか取れない稀少なタンと言い、此れを炙り、鋏で切って頂く。
  分厚さとは裏腹に、さっくりとした歯触りと、蕩ける様な軟らかさが秀逸。
  表面はカリッと香ばしく、中は半生でトロントロンで、もう、此れだけで大満足。

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 ◎「国産上ハラミ」二一三八円
 …牛の舌の次は横隔膜だ。
  同じ価格で「厚切り上サガリ」と言うのも有ったが、初めてなので此れで。
  「ハラミ」は横隔膜の中でも、背中の方の薄い部分を指し、「サガリ」と比べ、
  若干、脂の量も多く、旨味が有り、濃い味であり、「サガリ」はと言うと、
  肋骨の方の分厚い部分を指し、「ハラミ」よりも若干、脂が少なく、
  さっぱりした味わいと言う括りだが、個人的に、焼肉に於いて、
  腹身はカルビの代替品なので、多少、脂が強くても構わない。
  先週の「炭火焼肉 池田屋」の「極上ハラミ」一七一七円と比べると、
  脂の乗り、蕩け具合、味の濃さは劣るが、ギュッと噛み締めたくなる食感、
  肉肉しさは有り、思わず、白米を発注してしまい、一緒に掻っ込む。

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 ◎「国産にんにく焼(青森県産)」六二六円
 …最近、焼肉店に来たら、必ず発注するのが大蒜だ。
  思う様に大蒜が摂取出来ない状態なので、休みの日は心置き無く、
  下痢する位、多量の大蒜を摂取し、無駄に精を付けてみたい。
  精を付けた所で、日がな一日、寝っ転がっているだけなのだが…。
  塩胡椒の味付けも程好く、ほくほくとして、芋の様な感じで旨い。
  下手な薬物を服用するより、大蒜を頂いた方が万能だろう。

 麦酒一杯、ホッピー二杯で御暇も、一万円超えの会計で、矢張り、高級だな…。