続・ROCK‘N’ROLL退屈男

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「馳走麺 狸穴」【池袋】

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◆「馳走麺 狸穴」【池袋】

 ◎「濃厚煮干しつけ麺(大)」八〇〇円

 …金曜日。
  矢張り、週の真ん中モッコリ水曜日に休日が有ると、心身が非常に楽だ。
  二日行けば休みが待っており、更に、二日行けば週末の休日が待っている。
  比較的、心が折れる事無く、無事に過ごせる様な感じで、非常に有難い。
  さて、話は遡って一昨日。
  此の日も、唯一の息抜きの機会を活かすべく、昼御飯は外に出る。
  最近はすっかり、「塩そば専門店 桑ばら」の「裏そば」を検索するのが日課
  此の日は、「宮醤油の中華そば」と言う事で、気には成るが回避。
  当てを無くしたので、久方振りの此方にでも御邪魔してみようかね。
  二〇一五年十二月八日以来、二年三ヶ月半振りの訪店。
  一時期の行列、混雑が落ち着いたのか、十四時と言う事も有り、空席が有る。
  店内に入り、券売機と対峙するが、今迄は魚介豚骨の「濃厚つけ麺」と、
  蕎麦界の「ラーメン 二郎」と言われる「港屋」を模した「肉盛りつけ蕎麦」、
  此の二本立てだったが、つけ麺が「濃厚魚介つけ麺」、「濃厚煮干しつけ麺」、 
  此の二種類へと細分化され、煮干しと聞いちゃ、頂かずには居られまい。
  麺の量は「並盛」、「大盛」が同一価格なので、「大盛」の釦を押っぺす。
  食券を手渡し、空席にヨッコイショーイチすれば、店内は若い客が殆どで、
  客の中では僕が最長老で、何だろう、世代交代と言うか、肩身の狭い思い。
  若さ故と片付けたくないが、食事中に普通に携帯電話に出てしまう輩も…。
  まあ、此ればかりは躾、道徳の問題だがね。
  さて、着席から一〇分程でつけ麺が配膳される。
  此方は大宮で言う所の「つけめん 蕾」、「つけ麺 弐★゛屋~にぼしや~」、
  閉店した「つけ麺屋 桜」、春日部で言う所の「つけ麺 蝉時雨」と同系統で、
  経営の方も同系列かと思われる程だが、煮干しは如何だろうか。
  麺の上の炙り叉焼、穂先麺麻、海苔、鳴門、三つ葉をつけ汁に移してから頂く。
  麺を手繰り、つけ汁の粘度が高いので、どっぷりと浸し過ぎずにして啜る。
  一口啜れば、一気に煮干しの風味がヴワっと薫り、花粉症の鼻腔を擽る。
  煮干しを効かせたつけ汁は、コクの有る甘味、切れの有る酸味、程良い辛味、
  此の三つの均整に徹底的に拘り抜いたと言うのが触れ込み。
  鶏ガラを基本に、魚介と豚骨で出汁を採り、鶏足をふんだんに使用している為、
  コラーゲンをたっぷり含んでおり、安心感、安定感の有る味わい。
  塩気はやや強め。
  麺は「三河製麺」の物で、黒い粒々が見える全粒粉の麺の様だ。
  色は茶色っぽく、粉の風味が感じられ、冷水で確りと〆られ、腰と弾力が良い。
  茹で時間に一〇分を要すと言うだけあり、太くて啜り甲斐が有る。
  具の炙り叉焼は香ばしさは有るが、然程、特筆すべき点は無いか。
  麺麻は穂先麺麻へと変更されたのは嬉しい。
  つけ汁には刻み叉焼が少々沈んでいる。
  三六〇グラムと言う麺の量を感じずにサラッと平らげた後は、
  スープ割りなんぞせずに、男らしく、つけ汁を其の儘に飲み干して御馳走様。

~御負け~
木曜日の「CoCo壱番屋」の「ロースカツカレー」七七四円+「チーズ」二一七円。
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