◆「GRILL HUNTER」【池袋】
◎「とろ~りチーズ手ごねハンバーグステーキ&特製から揚げ」九八〇円
…月曜日。
今週も辛く、険しく、永かったわぃ。
厄介な案件の商談に同行したり、未経験の事案が勃発したり、
毎日、心拍数の上昇が半端ではなく、心臓は一生で拍動する一定数が有る、
ってな話も聞くので、僕は間違い無く、人より多く打っているので、
心停止するのは早いだろうなと、自信を持って言える。
先週、何時もの血圧の御医者で紹介状を書いて貰ったので、
再来週辺り、大きな病院で、精密検査を受ける事に成るだろう…。
さて、話は遡って月曜日。
此の日は偶さか、気の合う同僚の方が居たので、一緒に昼御飯に出る。
十四時を廻り、池袋の街を迷いに迷い、渡辺真知子並みに迷い道パク・クネで、
辿り着いたのは、二〇一二年六月四日以来、実に六年振りの此方。
アヂトに通じる様な階段を下り、地下一階の店内に入ると、相変わらず、
印度人が迎えて呉れ、一体、何料理が主体なのかが分からない…。
席にヨッコイショーイチし、メニューを眺め、熟考する。
此方の押しは店名を冠した「ハンター焼き」とハンバーグと唐揚げ。
此れ等が組み合わされた物も有り、写真を見、惹かれたのが、
蕩けたズーチーがハンバーグの上に乗っている物との組み合わせ。
ハンバーグと「ハンター焼き」が良いなと思い、写真を良く確かめもせず、
指を指して発注を済ませ、冷水を呷り乍ら、出来上がりを待つ。
途中、ハンバーグのテレレを訊かれ、デミグラスソースで御願いする。
そして、一〇分強で、ヂウヂウと音を立てた鉄板が運ばれて来る。
差し出された鉄板には、ハンバーグと唐揚げが盛り付けられている。
あれ?「ハンター焼き」との組み合わせだった筈だが…。
不審に思い、メニューを確認すると、何てこったい、指を指した写真には、
確りと「とろ~りチーズ手ごねハンバーグステーキ&特製から揚げ」の文字が。
すっかり、ズーチーに気を取られ、唐揚げとの組み合わせには気付かなかった。
世の中、物事は何でも確りと確認しないと駄目だなと、勉強させられる。
気を取り直し、気持ちを立て直し、いざ頂こう。
先ずはハンバーグから頂けば、此方の物は牛肉一〇割で独自配合の香辛料、
と言うのが謳い文句で、頬張ると、余計な玉葱の食感等は無く、
挽き肉の粒子がもそもそと感じられ、肉肉しさが有り、風味も独特だ。
褐色のテレレは洋食の基本で、腕白な四十二歳の肥満児は大好きだ。
ズーチーはだらしない位に蕩け、てろってろに成っている。
さて、唐揚げはと言うと、居酒屋唐揚げ選手権とやらで賞をを受賞したと言う。
粉と香辛料の黄金比率に依り、ジューシーで確りとした味付けと食感が売り。
一気に頬張ると、口内が血だらけに成りそうな硬質な感じの唐揚げで、
印度系の要素も入っている様で、タンドリーチキン的な色合いも見られる。
付け合わせは萌やしと玉蜀黍。
御飯と汁物も付き、昼間っから高熱量の食事を摂取し、益々肥満体に…。
~御負け~
火曜日の「とんこつラーメン 博多風龍」の「とんこつラーメン」五八〇円。