続・ROCK‘N’ROLL退屈男

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「ラーメン二郎 池袋東口店」【池袋】

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 ◎「ぶた入りラーメン」八〇〇円

 …金曜日。
  先週はずっと胸焼け、食欲不振に悩まされていたが、今週は幾らかではあるが、
  快方へと向かい、抑え気味ではあるが、何とか苦しまずに済んでいる。
  先週はとてもではないが、食べたいと言う気持ちにすら成らなかったので、
  九月十一日以来、十七日振りに御邪魔しようと、現場に急行する。
  十四時十四分と、何時もより少し遅めの到着と成り、店外に待ちは無く、
  店内に四名の待ちで、直ぐに中に入り、券売機で食券を購入する。
  厨房内は八月下旬以降、ずっと同じ組み合わせの店員氏。
  すっかり見慣れて、違和感も無くなって来たか…。
  途中、食券の改札を受け、冷水を汲み、蓮華を取り、席が空くのを待つ。
  「白いアブラで」と発注している客が居り、あの絶品の味付け脂ではなく、
  普通の背脂を好むとは、随分と変わった人も居るものだ…。
  一〇分程で席が空き、助手氏に促されてヨッコイショーイチ。
  食券を提示すると、助手氏に麺の加減を訊かれ、「普通で」と御願いする。
  熟練のマスクの店員氏が懐かしいな…。
  さて、其れから待つ事、一〇分程で無料の乗せ物を訊かれ、「脂で」と告げ、
  調理担当氏から丼を受け取り、手元へと慎重に下ろす。
  おっ、今回の豚は何だか確りとした形と厚味で、存在感が有るぞ。
  逸る気持ちを抑えつつ、先ずは蓮華を手に取り、プースーから啜ろう。
  十七日振りと随分と久し振りに味わうと、嗚呼、矢張り良いわね。
  表面の分厚い油層、丼の中程の醤油ダレと豚骨出汁たっぷりの旨味、
  其れを撹拌する様に混ぜ合わせて啜れば、身体が欲していたのだと気付く。
  安定感が有り、大きなブレも無く、安心出来る味わいに心も癒される。
  続いては、味付け脂を御数に野菜を味わうが、今回は少な目。
  ちびちびと箸で切り分け、野菜と一緒に頬張れば、濃い味で甘味も有って旨い。
  野菜のさっぱり感を味付け脂が補完し、味付け脂のこってり感を野菜が中和する。
  麺を手繰れば、濛々と湯気が立ち上る。
  調理担当氏が替わり、茹で加減も変化し、モキモキとした食感。
  固茹で気味なのか、噛み応えが愉しく、粉の風味も確りと伝わって来る。
  テロンテロンの麺こそが「ラーメン 二郎」であると言う様な持論を振り翳す、
  排他的な高名なヂロリヤン氏や美食研究家が居るが、放って置いて欲しいわね。
  文句を言うなら食べなきゃ良いのに、何度も食べて置いて文句を言う。
  意味が分からない…。
  其れは兎も角、豚はと言うと、見た目通りの旨さ。
  特に、脂身の入り方が素晴らしく、赤身の部位の間に綺麗に入っており、
  赤身の部位の確りとした噛み応えを際立たせ、脂身の部位自体は蕩ける旨さ。
  厚味も有り、食べ出も十分で満足感が有る。
  汗だくで久方振りの味を堪能し、プクマンで退店する駄目人間…。